自分の心の苦しさを考えるブログ

自分の苦しさの原因について考えたり、カウンセリングの過程を記述していきます。

カウンセリング遍歴

現在通い始めているカウンセリングルームが3カ所めです。

 

初めて1カ所めのカウンセリングに行ったのは、就職して1年半ほど経ったころでした。

そのときの動機は、虚無感、何のために生きてるのか分からない、死んでもいいという感覚が辛かったためです。

 

1カ所目は40歳ぐらいの女性のカウンセラーさんでしたが、その方が元気でサバサバしているようなタイプで、なんとなく自分の内面を話しづらく、月1回程度のぺースで約2年通いましたが行かなくなりました。

2年間、あまり深い話ができず、表面的な話に終始してしまいました。

 

2カ所めは自分と同い年で20代の女性のカウンセラーさんでした。年齢が同じ同性だということと、外見がかわいらしいことで話しづらく感じてしまい、2回しか行きませんでした。

私はたまに同性である女性に惹かれてしまうことがあり、この先生にもほとんど初対面から、外見と声、雰囲気に惹かれてしまいました。

通い続けても、おそらく恋心のような気持ちを持ち続けることになり、辛かったと思います。

 

現在の3カ所めは男性の60歳ぐらいのカウンセラーさんです。

まだ2回しか行っていないので今後どうなるかまだ分かりませんが、感覚としては前のお二人よりも話しやすい気がします。

私は女性の心理士さんよりも、おじさんの心理士さんのほうが合っているのかもしれません。

 

今の心理士さんは、成育歴・家庭環境等について重視する先生のようです。

1カ所めのカウンセリングのときに、本当は家族や自分の今までの人生の話をしたかった気持ちがあったのですが、結局あまり話せませんでした。

私はこのような話を、質問されないと自分からはあまり話せないのです。

 

育った家庭環境は、客観的に考えれば悪いものではありませんでした。虐待もされていませんし、経済的にも恵まれていました。

姉が2人おり、3人姉妹の末っ子です。

いつも思うのは、自分は恵まれた環境で育っているのだから、カウンセリングで家庭の話をしづらいということです。

言い方が悪いのは承知していますが、明らかな虐待などを受けていればカウンセリングで家庭の問題を話せたと思います。

 

今の心理士の先生は、家族のことなどを質問してくれるので、それに答える形で話すことができます。

父の単身赴任が長かったことや、その間の母親の締め付けがあったことを、少し話せました。

 

私は高校を中退し、2番目の姉は小中学が不登校だったのですが、そのことは多分家庭に原因があると思う、と先生はおっしゃいました。

私も本当はずっとそう思っているのですが、それを認めてはいけないような気持ちもしています。

恵まれた環境で育ったのに、親のせいにしていいのか、という気持ちかもしれません。

でも先生がその言葉をおっしゃったとき、私はホッとしました。

やっぱりそうなんだろうという気持ち、自分がずっと思っていたけど誰にも話せなかったことを支持してもらったからでした。

 

今までの人生では誰にも自分の家庭・親のことを深く話すことができず、家庭に問題があるなどと言われたこともありませんでした。

この気持ちを認めてもらえた感じがしました。