小さな自傷行為
するのは小さな目立たない自傷行為です。
手の親指の爪の生え際の皮膚を、むしるのです。非常に、地味な行為です。
無意識に、気づくとやっています。意識しながらやっていることもあります。
たまに出血するまでやっています。
この行為は遅くとも小学生のときにはやっていました。
不安やイライラを鎮めるためにやっているのだと思います。
リストカットと違って、この行為をやっていても人にはバレません。
外でも平気でやっています。
傷も少しは残りますが、爪回りの皮膚がすこし荒れているぐらいなので、人に気づかれることはほとんどありません。
この行為を自傷行為と呼ぶのはおこがましい?のではないかとも思います。
私がいつも思っているのは、私の心の苦しさは本当に苦しい人たちに比べたら、全然大したことないものだということです。
リストカットしている人たちのほうが絶対に私よりも苦しみが大きいのだと思います。
過去に一度、リストカットを試みたことがあります。私は、怖くて切ることはできませんでした。
カミソリで、目立たないような肩の付け根付近を、ミミズ腫れができる程度に弱く、薄くなぞることしかできませんでした。
自分の苦しさは中途半端だ、と常に思っています。
そのため、カウンセリングの場であっても、苦しいと言うことがあまりできません。
これぐらいのことで、症状もなく支障のない社会生活を送っているのに、苦しいと助けを求めることがおこがましいように思えるのです。
でも先日のカウンセリングのときに、この地味な自傷行為のことを先生に話すことができました。
無いようなものですが、その目立たない傷も見せました。
以前に通っていたカウンセリングでは、この話はしませんでした。
今回話すことができてよかったと思います。