カウンセリングについて
①カウンセリングの部屋について
ビジネス的なレンタルオフィス、会議室のような場所でカウンセリングを受けていたことがありますが、周囲の部屋や廊下にはスーツを着たビジネスマンが通ったりするため、声も聞こえ、気持ちが落ち着きません。
ドアにはガラスがはめ込まれているため部屋の外から中が見える状態であり、これも落ち着きません。
部屋の内装に温かみがなく、ビジネス調の白い小奇麗な内装のため、緊張します。
別のカウンセリングで、木を基調としていて本棚に本が並んでいる、少し学術的な雰囲気の部屋は落ち着きました。
また別のカウンセリングではアパートの一室で、こちらも落ち着きました。
②記録係の同席
記録係が同席しても良いかという確認を初回カウンセリングの当日にされたことがありました。
それまでそのような経験がなかったので面白いと思い、大丈夫ですと言いました。
心理士が私の対面に座り、記録係の人が私の対角線上に座りました。
記録係の人は初めの挨拶以外は一言も発さず、記録を取っていました。
心理士さんはあまりメモは取りませんでした。
私は記録係同席は初回だけだと思っていたのですが、2回目のときも記録係の人が一緒に入ってきました。
初回のときはあまり気になりませんでしたが、2回目では記録係の存在が少し気になりました。
密室に3人でいて、自分の悩みを話すのです。2人の人に自分の内面の話を聞かれるのは少し抵抗感を感じました。
③カウンセラーとの相性
私が一番合うと感じたのは、60代の男性心理士です。
その前には40代の女性、20代の女性の心理士のカウンセリングを受けましたが、私は女性より男性の方が合うのかもしれません。
私は同性に自分の弱い部分を見せることに抵抗があることに気づきました。
女性には本当のこと、状況、気持ちについて正直に話すことができず、カウンセリングが進みませんでした。
年配の男性だと、安心して素の自分について話すことができました。
あとはやはり経験数、幅広いクライアントを見た経験のある心理士の方が安心感があります。
それと、私が話すよりも圧倒的に多く話すカウンセラーがいました。
たしかに私は話す内容が見つからず、話せないことが多々あったのですが、カウンセラーの方がペラペラと自分の意見を話し、私がそれをひたすら相槌を打ちながら聞くという状況。
なんか立場が逆転してないか?と思いながらも、なかなか話が途切れないのでずっと、うんうん、はいはい、と聞いていました。
最後に料金を支払うとき、なぜこちらが話を聞いて一万円支払わなければならないのか?という気持ちになりました。
しかし私はこのカウンセラーにその不満を表明することはできず、その後も同じようなカウンセリングが続くこととなりました。
このカウンセラーは私の情報を勘違いしたまま話し続けたことがありましたが、私はそれを訂正することが出来ませんでした。
このカウンセラーとは信頼関係を築くことができなかったのだろうと思います。
また女性同士だと互いに気を遣い合ってしまい本音を話せない、カウンセリングが進まないということになるかもしれないとも思いました。
今信頼して通っているカウンセラーの方は、私が黙ってもほとんど口を出すことはなく、同じように黙っています。
沈黙になることもあります。
少し気まずさはありますが、私はこちらの方が好きです。